投稿規程
1. 投稿資格
日本風工学会論文集への投稿資格は,原則として本会会員に与えられる。著者全員が非会員であっても,日本風工学会会員の推薦による場合や,招待論文の性格を有する原稿の場合等は,日本風工学会編集・広報委員会(以下委員会)で審査の上,これを認める。
2. 原稿の内容
投稿原稿は,原則として未発表のものとし,和文または英文のいずれかに限る。その区分と内容は次表の通りである。
区分 | 内容 | |
(1) | 論文 | 風工学に関連する学術的・技術的な研究成果で,独創性があり理論的または実証的な検討を含み完結した体裁を整えているもの。 |
(2) | 研究報告 | 風工学に関連した調査研究,実勢調査,事例報告,統計資料等で工学的に有益な内容を含み完結した体裁を整えているもの。 |
(3) | 技術・研究ノート | 風工学分野の技術・研究に関する成果,知見を述べたもので完結した内容を持たなくてもよい。 |
(4) | 討論 | 日本風工学会論文集に掲載された論文,研究報告等に関連した意見,質問。 |
3. 原稿の長さ・登載料
原稿の長さは原則として次表の(い)欄に掲げる区分に応じて,(ろ)欄に掲げる基本頁数以内とする。登載料は(に)欄に掲げる通りとする。ただし,(ほ)欄に掲げる登載料を支払った場合には最大で(は)欄に掲げる頁数の超過を認める。
(い) | (ろ) | (は) | (に) | (ほ) | |
区分 | 基本頁数 | 最大超過頁数 | 登載料 | 超過1頁あたりの登載料 | |
(1) | 論文 | 10 | 10 | 無料 | ¥8,000 (消費税込) |
(2) | 研究報告 | ||||
(3) | 技術・研究ノート | 4 | 2 | ||
(4) | 討論 | 2 | 超過不可 |
4. 投稿方法
以下の電子ファイルを委員会に提出する。投稿は随時受付ける。
(1) |
投稿申込書:本会ホームページよりダウンロードした書式に記入し,PDFにしたもの。 |
(2) |
原稿:執筆要領ならびに本会ホームページよりダウンロードしたフォーマットに従って作成し,PDFにしたもの。 |
(3) |
論文要旨:著者名,論文タイトル,論文の概要(原稿の英文梗概の抜粋,もしくは和文300字程度)をPDFにしたもの。書式は任意とする。 |
上記 (1)~(3) の電子ファイルを電子メールやインターネット上のファイル転送サービスで投稿することを原則とする。その際には情報セキュリティの確保に十分に配慮する。投稿された原稿の受領確認は電子メールにて行う。著者は,投稿後1週間以内に受領確認メールが到着しない場合は,委員会に確認すること。
5. 投稿の採否
投稿原稿の採否は委員会で決定する。論文,研究報告および技術・研究ノートは未発表のものであり,他学協会誌などへ二重投稿していないものについて複数の査読者により審査を行う。既発表論文を一部含む論文の場合は,該当の既発表論文を添えて投稿すること。新たな知見が加えられたものかを委員会において判断し採否を決定する。「二重投稿の対象となる論文」と「二重投稿の対象として扱わない論文」は以下の通りとする。
(1) |
二重投稿の対象となる論文は,記述言語に関わらず,学会の査読論文等(例:土木学会論文集,日本建築学会論文集,Journal of Wind Engineering & Industrial Aerodynamics)のほか,論文査読のある会議やシンポジウム等(例:風工学シンポジウム「風工学研究論文集」)に掲載されたものとする。 |
(2) |
以下の論文や公表原稿に基づく投稿は二重投稿の対象として扱わない。 (i) 各大学の卒業論文,修士論文,博士論文,それらの梗概(ii) 大学紀要や所内報など,査読のない刊行物の記事 (iii) 発表に際し査読の無い学会の講演原稿 (iv) アブストラクト査読のみで採択され本論文の審査の無い会議論文 (v) その他,これに準ずるもの |
6. 異議申し立て
論文の審査結果に異議がある場合,責任著者は,論文審査結果到着後1ヶ月以内に異議申し立てをすることができる。異議申し立ては書面にて委員会に提出する。
7. 不採用となった原稿または審査中に取り下げた原稿の再投稿
審査の結果が不採用となった原稿または審査中に取り下げた原稿を再投稿する場合(原稿区分の変更を伴う場合を含む)には,著者は原稿を投稿する際にその旨を申し出るとともに,旧原稿への査読者コメントに対して一問一答の形式で回答書を作成し,提出する。
8. 著作権
(1) |
日本風工学会論文集に掲載が決定した論文等の著作権は,日本風工学会に属する。著者は著作権譲渡書を委員会に提出する。ただし,著作者自身のwebサイトや著作者が所属している機関リポジトリ等で論文等を公開することは妨げない。 |
(2) |
自身の著作物も含めて,他の論文,記事,図表,写真等を転写する場合には,著者の責任において転写の許可を取るとともに,必要に応じて原稿本文中にその旨を記載する。 |
執筆要領
1. 作成方法
投稿原稿は次に掲げる方法で作成する。
(1) |
原稿は本会ホームページよりダウンロードしたフォーマットに従って作成する。 |
(2) |
原稿および論文要旨はPDF形式で提出し,これに対して査読およびレイアウトの確認を行う。採用決定後には,著者は版下原稿となるPDFファイルを改めて作成し,提出する。 |
(3) |
原稿は図,表,写真が適切に配置されたものとする。 |
(4) |
採用された記事等の校正は著者が行う。 |
2. 原稿
(1) |
投稿原稿は十分に推敲されたものでなければならない。 |
(2) |
論文および研究報告の場合は100~150語程度の英文梗概をつける。 |
(3) |
和文の場合,題目および執筆者名と執筆者所属は英文を併記する。 |
3. 図,表および写真
(1) |
図,表,写真は自己のオリジナルとする。 |
(2) |
和文の論文および研究報告の場合は図,表,写真の表題に英文表題を併記する。 |
4. 引用文献
(1) |
引用文献は巻末に「参考文献」としてまとめる。 |
(2) |
文献番号は通し番号とし,本文中の引用箇所には片カッコを付した番号を肩付で記入する。 |
(3) |
文献の記載は次表の通りとする。 |
論文 |
著者名, 論文名, 掲載誌名, 巻, 号, 頁, 発行年 例 |
書籍 |
著者名(編者名), 書名, 発行所, 頁, 発行年 |
- 文献番号には半角数字を使い,その後に半角片カッコ [ )] をつける。
- 文献番号の後に著者名を記入する。和文著者名の場合は姓と名の間に半角ブランクを入れる。
- 英文タイトルは “Wind Storm” のように半角ダブルクォーテーションで囲う。
- 和文タイトルは「風の話」のように全角カッコで囲う。
- 半角コンマ [,] と半角ピリオド [.] の後には半角ブランクを入れる(前には入れないこと)。ただし,英文著者名のファーストネーム等を省略する場合,半角ピリオドと半角コンマの間にブランクを入れない。
- 英文の引用文献中には,全角の文字,記号,アルファベットは使用できない。必ず半角文字を使用する。
- 和文の引用文献の場合も,コンマ,ピリオド,カッコ ( ) に半角文字を使用する。
5. 単位
国際単位系(SI)による表記が望ましい。
20230622