活動内容

日本風工学会は,風工学とその関連する分野の進歩と調和的発展を図り,もってその成果が広く学術文化の進展と社会の繁栄・福祉に貢献することを目的として設立されました。

日本風工学会では,学術・技術情報の交換や研究の情報共有や連絡のため,研究委員会や学術研究会を設置しています。風災害研究会は,強風災害の調査と調査結果の社会への環元を通して強風災害の低減を図ることを目的に,1998年4月に常置研究委員会として設置されました。また,風工学分野における研究振興を目的として,学術研究会が多数設置されています。

毎年5月に,年次研究発表会を開催しています。また,2年に一度開催される風工学シンポジウムは,風工学に関する気象・環境・土木・建築・電気などの各分野における優れた研究成果と技術の交流により風工学および関連分野の発展に寄与することを目的に,土木学会・日本気象学会・日本建築学会・日本鋼構造協会とともに共催しています。

journal thumb日本風工学会誌日本風工学会論文集を年4回(1月,4月,7月,10月)発行しています。日本風工学会誌では,風工学に関する解説・報告・資料等を掲載し,会員の情報交換の場として発行しています。日本風工学会論文集は,会員による研究成果の発表の場として,論文・研究報告・技術研究ノート等の記事を掲載しています。

日本風工学会誌・日本風工学会論文集の場を通して,風工学に関する文献・資料の収集や活用をしています。

class風工学に関する知識の普及や広報のため,一般向けの講演会の実施,小中高生への出張講義などを実施しています。また,社会への影響を大きい風災害の発生時には,災害報告会を実施したり,社会への提言を発出したりしています。

日本風工学会では,特に顕著な貢献をした会員,または優れた研究業績を挙げた会員,及び風工学の発展に著しく寄与した団体を表彰しています。賞には,学会賞(功績賞),学会賞(論文賞),ベストペーパー賞,研究奨励賞,技術開発賞,デザイン賞,出版賞優秀修士論文賞会長特別賞があります。

国際風工学会(International Association for Wind Engineering)は,風工学に関する知識の発展を目指して,研究者・技術者・風工学に係る職業人の国際的な交流促進のために設立されました。日本風工学会は,国際風工学会を構成するメンバーとして,本会会員と国外の風工学研究者・技術者との交流を支援する活動をしています。

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賛助会員

風工学用語データベース

1989年の風工学会誌第40号に掲載された風用語集が作成されてから20年以上が経過しており,その間に新たな解析手法, 計測手法などが用いられるようになっている。

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