風工学シンポジウムとは,隔年(西暦偶数年)で開催されているシンポジウムであり,風工学分野の発表の場の草分けとして複数の学協会の共催によって50年近く開催されてきました。第1回~第5回までは「構造物の耐風性に関するシンポジウム」という名称でしたが,1980年に開催された第6回からは「風工学シンポジウム」と呼ばれるようになりました。
2018年風工学シンポジウムまではフルペーパーのPeer Review査読により選定された論文を取りまとめた風工学シンポジウム論文集が発行され,掲載論文についての口頭発表が行われてきました。2020年風工学シンポジウムより,フルペーパーのPeer Review査読により選定された論文を取りまとめた風工学研究論文集と,アブストラクト審査により選定された概要を取りまとめた風工学シンポジウム講演梗概集が発行されるようになり,それぞれに掲載された論文または概要についての口頭発表が行われるようになりました。